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コーチ部屋

『特別編』 吉田開からのメッセージ

投稿日時:2012/12/12(水) 06:51

吉田開です。

早稲田摂陵ラグビーブログなどで閲覧しました。
早稲田摂陵ラグビー部3年生の引退を。
僕が日本を去ったのは8月9日、その日は丁度菅平合宿の日だったと思います。僕はその時とても貴重な経験を失ったと同時にこれから貴重な経験をできる気持ちでいっぱいでした。
正直不安な気持ちでいっぱいでした。なぜなら僕がいない間に1年生の誰かがやめてしまうのではないかと思ったからです。そう察した理由は11月25日の早稲田摂陵ブログでみた「熊澤組3年生が語る想いとは」の記事を読んだからです。たくさんの3年生の記事にこのように書かれていました。「最初の部員は10~20人だったけど最後に残ったのは10人程度だった」。この文章は今後の僕らのラグビー部にあるのではないかと思ったからです。
だけど! いまの1年生たちはラグビー経験者が多くて例えラグビーの初心者がつらいことはキツイことに気が付いたときはいまの1年のラグビー経験者の生徒たちがカバーしてくれると信じています。
だから僕が日本に帰った時にはみんなラグビーの楽しさに気付きラグビーをやっていると思います。
 
話を戻すと、僕が日本を去ってアメリカで滞在している時、毎日毎日欠かさず早稲田摂陵ラグビーブログを見ていました。なぜなら引退をかけた試合が今年にあるからです。
決して彼らのラグビーを忘れた思いはありません。もちろん彼らは毎日欠かさず練習を夜遅くまでやっていたと思います。
そして大会の日。僕もアメリカから本当に応援をしていました。学校の宿題もあるなかまず最初に早稲田摂陵ラグビーブログを見て大会がどのように進んでいるか確かめたかったからです。
大会も勝ち進んで10月28日の四条畷戦。このときブログをみたとき本当にうれしかったです。なぜならこの試合は去年の先輩方が引退した試合だったからです。
みんなの期待を背負って挑んだ試合。
そして11月4日茨木戦。このときの試合のスコアは41-0という得点に驚愕しました。茨木高校はシード校でありながら成績も優れている高校です。
このシード校を0点で押させたのはすごい良い意味があったとおもいます。
そして11月11日東海大仰星戦。グランドはあの花園第3グランド。早稲田摂陵ラグビーが花園のグランドで試合をするのは初めてでありながら日本の強豪、東海大仰星と試合をするのは本当に意味があったとおもいます。
彼らは惜しくも0-57で負けてしまいましたが日本強豪校に57点とう数字で抑えたのは本当にすごいと思います。
3年生が引退したのはとても残念です。
しかし、本当にラグビーの経験がない3年生たちが日本の強豪校に立ち向かえるのということ偉大なことだと思います。
3年生たちは僕のいない間に引退してしまいましたが彼らはこれからもラグビーで得た経験を人生の一つとし、彼らの人生にとても役立つでしょう。
数か月という短い期間で熊澤先輩には早稲田ラグビーを心から教えてもらえて本当に良い経験を得ました。
3年生のみなさんお疲れ様でした、そしてありがとうございます。