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コーチ部屋

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ミーティングの効果

投稿日時:2014/12/12(金) 20:18

今年度はミーティングの回数が圧倒的に多い。
何十枚にも及ぶ早稲田ラグビーの資料を基に、ラグビー理解度を深めている。
質問が矢継ぎ早に飛ぶためにプリントの事前学習はマストで選手はいつ当てられるかわからない。
あらゆる状況、戦術理解、キーワードの理解を深める確認作業を行っている。
これは戦術に大きな影響を及ぼし、練習に効果をもたらしている。
頭と体のリンクは大きな成長をもたらす。
戦術的ピリオダイゼーションを可能にするためには、さまざまなことを学ばなければならない。
ラグビー偏差値のUP。
グランド練習でもたくさん質問が飛ぶ。
答えが返ってくる速度、回数が多くなってきた。
今日の練習でも良い効果が見られ、練習のテンポが良くなっている。
あらゆる面で成長している。
ただし、順調である面とそうでない面が見えてきたのも事実。
計画通りにいきましょう。要求よりも高いものを目指しましょう。
限界は自分で作るもの。できないではなくやらないのですよ。
一人ではなく、周りの仲間のためにやることを意識しないとできない。
ミスマッチと言った君。それを作り出しているのは自分自身ですよ。
それが理解できた時、大事なことに気づくでしょう。

今週、練習している場面をいかに作り出せるか楽しみですね。




 

日本代表対マオリオールブラックス

投稿日時:2014/11/09(日) 21:31

日本代表対マオリオールブラックスの2試合を題材に昨日と今日でミーティング。
ラグビー理解度を高めるのに適した題材と状況がたくさんありました。
同じチームが2試合するのはとても面白いですね。
1週間で日本代表はどの部分も修正し、どのような練習をしてきたのかを選手に想像させ考えさせました。
試合の前半終了時にどのような部分を修正したかを全部員で考えました。
チームの強みとは何か、ゲームを構成する要素は何か。どの部分が改善したので、点数は縮まったのかなどを
考え、自分達ならこの場面ではどうしたのかを答えていきました。
NZやワセダのパワポの資料に答えはたくさんありましたね。
後半の最後では、あらゆる答えが飛び交い、??な答えもありましたが、楽しみながらミーティングは進みました。
まずは考える事、そしてその状況に対応する考えを知ることができたと思います。
次週はどのようなミーティングをするか考え中。まずは配布された資料をしっかりと覚え、ラグビー理解度を深めよう。




 

下級生は3年生の真似をするもの

投稿日時:2014/08/16(土) 16:49

某コーチが夏合宿で3年生に向けて言った言葉が印象的だった。

下級生は3年生の真似をする。
それは3年生の真似をしていれば、少なくとも3年生には怒られず、
先生に怒られても自分たちではなく、3年生が代わりに怒られてくれるから。
その代表的なのがウエイトリーダーの体重報告。3学年とも同じようなノートであり、リーダーという言葉は適当ではない。ただの報告員であり、記録員。リーダーという言葉は人を導くという人に付けられる言葉である。
つまり、しっかりと意識できない、徹底できていない者に対して先生やコーチ陣が指導する前に、リーダーが指導する。そして、高いレベルに導くことを求められいる。
3年生のウエイトリーダーを見て、2年、1年のウエイトリーダーはやっているんです。

挨拶はどうだろうか?3年生が徹底し誰にでも大きな声で挨拶していれば、1、2年生は真似をする。そうしなければ注意されるから。出来ないのはなぜ?隣にいるものができていないのになぜ注意しない?それは、自分ができていないからです。自分の中で徹底されていないからです。

まとめると下級生のすること、できないことは、少なくとも3年生の誰かがしそうなことであり、現時点でできていないこと。なので、下級生を怒るということは、自分か自分の同期を怒ることと同じになる。だけど、同期には怒れないので下級生に向ける。今起こっていることは3年生がやっていることなんです。

下級生に対して怒った3年生達。焦りもあるだろう。
うまくいかないことが多すぎてどうすることもできない気持ちが見える。
昨年の津志田組、一昨年の熊澤組と歴代最高の代を見て、育った平尾組。
俺たちもきっとあの先輩達のようになれる、勝てるだろういう経験者の慢心が今の現状を生んだのでは?
歴代最多の経験者を擁している平尾組。
経験者ということが慢心を生み、練習不足を生んだ。
コーチから与えられた練習だけですべて解決するのか?
そのように先輩達の背中を見ていたのか?
彼らはコーチ陣が帰った後でも、ウエイト場に行き、そして最後までグランドに残った。
過去の先輩は素人というハンデを埋める為に、がむしゃらにコーチ陣の要求に応え続けた。
平尾組はどうだ?がむしゃらさと勝ちたい気持ちはあるか?
一番遅くまでいるのは3年生なのか?徹底はされているのか?
コーチが『もう遅いから帰るように』『明日は試合だから少し練習量を落とせ。やりすぎたら壊れる』
そう、歴代の先輩達はコーチ陣に『もっと練習しなければいけない』と言われていたのではなく、『練習しすぎだからそろそろ休めと』言われていた。コーチに強度を上げろと言われる時点でその練習は100%ではなく、100%でない練習は試合には通用しない、意味がない。そもそも人間は限界を自分で突破できない生き物であるから。

後輩に厳しくできるほど、君たちは徹底され、一番練習していたのか?
手を胸に当てればわかるはずだ。その姿を後輩は見ている。

君たちのすべてのことは後輩に影響を与えているのだ。

残された時間の中で、どうするか考えさせられた合宿だった。
自分たちが考えていることを夜遅くまでぶつけあった合宿。涙した合宿。
すべては勝つために起こったことであると思う。
変われるチャンスを自分たちが作った。
このままでいいのか?諦めの悪い男になれよ。熱さを前面に出せる男になれ。
誰の為にやるの?誰を喜ばせるの?まだ、喜ばせたことないだろ?


勝つための『必然』を残された時間で、3年生で積み上げて行こう。
 

変化か?維持か?

投稿日時:2014/06/23(月) 21:31

変えなければいけないことはみなわかっている。

他人まかせはもういらない。究極的な変化と境地にたどり着かなければチャンスはない。

試験明けがラストチャンス。

信じて変化を求めるか?現状維持でそのままいくか?

チームの転換期。

シード権獲得を目指す

投稿日時:2014/05/07(水) 22:05

チームの状況は改善してきた。
練習していることが遠征では発揮され、新たなスタイルも確立されつつ有る。
そのスタイルを確立し、さらに高めていく為に必要なことはすでにわかっていること。
まずは18日のシード決定戦全力を尽くすために準備が大切。
未だにシード権を確保したことはない。簡単ではないということを胸に刻み練習するしかない。

 
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