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VS鳳高校  今の早稲田摂陵=烏合の衆?

2010/09/16

 

もうここから負けは許されない。早稲田のプライドにかけて、目の前に立ちはだかる敵はすべて倒す。

9月12日、花園予選開幕。

『真島組』いざ出陣。

前日の練習後、コーチから『明日は負けられない試合だけど、今日までの準備で明日の結果は決まっている。自信を持っていこう』と臨んだ初戦。
今シーズン初めてのアップT-シャツ着用(公式戦のみに着用)。すべては頂点に登るために準備したもの『荒ぶる魂』。アップから気合十分、これが3年生の決意なのかと感じるような雰囲気。人生を賭けた男達の戦い開幕。

誰もがイメージしていたキックオフから→スタートダッシュでトライの山。しかし、時計の針が10分を過ぎても、なかなかスコアは動かない。必死なのは相手も同じこと。俺らが対戦する相手に楽に勝たせてくれるチームは1つもない。加えてペナルティーの多さでリズムを掴むことができない。 スコアが動いたのは前半15分。ラインアウトからモールを押し込んでトライ。5-0。 その後も相手のハードで勤勉なDFと執拗なサイドATに手を焼いたが、ペナルティーからの一瞬の隙をついてトライ12-0、相手のキックをチャージして17-0。

ハーフタイム。監督、コーチからの檄が飛ぶ。後半やるべきことを確認し、いざグランドへ。

後半もじわりと相手にプレッシャーを与え、派手さはないが堅実にスコアを重ねる。

最終スコアは34-0。まずは勝利することが出来たが、課題は山積みである。初戦、暑さを差し引いてもこの結果は満足できるものではない。一週空いて次の相手は刀根山高校。 富士山で言えばまだ一合目、やっとスタートラインに立ったようなもの。 この先の険しい道のりを登りきるためにも、個々のexplosionが必要不可欠。

保護者の皆様、OB、関係者の皆様、遠いところまで応援に来てくださいましてありがとうございました。

 

〈廣瀬監督〉
暑さ、初戦ということを考えて、0点に抑えられてよかったのはないだろうか。DFをしつこくがんばっていた点が評価できる。次に向けて修正したい。

 

FWリーダー庄村〉

大阪地区予選で最初の試合、鳳高校との公式戦。 一昨年・去年とは違い、引退が掛かった試合であり、 トップチームと戦うための第一段階とあって、かなり緊張しました。結果的には勝つことができました。しかし、決まったサインプレーができなかったり、試合前にトラブルが起こったりと、良くない内容に。精神面・技術面共にまだまだ努力が足りないということを改めて実感しました。戦う敵チームはどんどん強くなっていく中で、自分達ももっと成長しなければならない!と思った試合でした。  

 

BKリーダー吉田〉

前半はミスがかなり続いて相手に攻めてこられて、なんとかトライは取られなかったものの流れは完全に相手でした。トライは取れたけど自分達がしたいトライではなかったのでダメダメでした。後半もダメでした。でもなんとか勝ててよかったです。