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特集・庄村光史&吉田匡 『体現』アップしました

2010/08/02

 

試合前の円陣である人が言った。

『ラグビーは一国をかけた戦いである』

その当時、この心境を理解できなかった。

しかし、最終学年で同じ境地になった。

ラグビーを通じて人生そのものを賭ける戦い。

早稲田にしかその文化はないだろう。

人生をかけた戦い。

負ければすべてが否定される恐怖。

優勝ではなく荒ぶるが歌えなければ意味がない。

その為だけに、一つのボールに想いを込める・・・・・

 

この3年間の想いを胸に、ラスト1年をひた走る男たち。 俺たちが早稲田摂陵ラグビー部にいたことを、早稲田摂陵ラグビーとは何なのかを先頭に立って体現しなければならない。
本気とは、そして挑戦する先にあるものとは・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

まずは、自己紹介をお願いします。

(庄村) FWリーダーで副キャプテンの庄村です。

(吉田) BKリーダーで副キャプテンの吉田です。

 

二人はなぜラグビーを始めたの?

(庄村)西陵中で兄に感化されてラグビーを始めた(庄村   兄は常勝学園で全国大会に)ラグビーに出会わなかったら、きっとオタクの道を歩んでいたと思います(笑)

(吉田)バスケ部を引退して、小嶋に誘われて気まずくて抜けられなくなった・・・・・

 

2人のチームとしてのポジションは?

(吉田)お前いじられ役やんな(笑)

(庄村)お前もやんか(笑)

(吉田)庄村はチームがだらけてしまう時に、口では言わないけど背中で語る奴

(庄村)吉田は人よりも努力する負けず嫌い。一つ決めたらやりとげる奴やし、気持ちもある

 

ではここからはラグビーの話で、春はチームとして変革が多かったよね?

 

(庄村)チームの攻撃方法、方向性、団結力が高まったし新たにやる気が出てきた

(吉田)お前、全部言ったらあかんやろ(笑)庄村が全部言ったからいいです。

 

具体的には?

(吉田)俺に言わせて!
BKの先生がいなくて、まとまんなくて、それが正しいのか間違っているのかわからなかったけど、今は正しいプレー間違っているプレーをはっきりと言ってくれるし、わかりやすくてチームとして連動性が出てきた。

(庄村)確かに前より攻撃方法が1つになったし、FWとしてもわかりやすいしこまかなミスがなくなった

(吉田)俺が上手くなったって言えよ(笑)FWも昔はラインアウトやスクラムにもプライドがなかった。今は一つ一つのプレーにプライドがある。

(庄村)まだまだ改善点がたくさんあるし、FWはもっと体を大きくして最前線で闘わないといけない

(吉田)厳しいね!!

 

 

今年一番変わったことは?

(庄村)DFのプライド!

(吉田)onとoffの切り替え(笑)

 

春の最後は全国に出るようなチームと多く試合をしたけど、手ごたえは?

(吉田)体力の差を痛感、早稲田が走らないといけないのに走れていなかった。個人としてはダメだったしチームもプレッシャーを受けた。これが全国だと思った

(庄村)戦う前の雰囲気が違った。圧力というか、うちらはまだまだ発展途上だし自信がまだまだなかった。

 

金光藤蔭戦は今年最悪の試合だったね?

(吉田)そうですね。藤蔭強いですね。金光藤蔭とは何か特別な縁を感じます。本当に!試合会場も毎回一緒だし。

(吉田・庄村)次は勝ちたいです。

 

全国大会予選まで残り50日を切りました。

(庄村)一日一日を大会最後の日と思って練習したいです。

(吉田)準備がすべてなんで、準備をしっかりしたいです。

 

夏合宿はなんと!!!早稲田大学と合同練もあります。

(吉田)SOなので少しでも多くのことを吸収して、廣瀬先生が昔3対0で勝てと言っていたことを実行したい

(庄村)大学のDFの技術を肌で感じ、チャレンジャーとして勝っていきたいです

 

あなたにとって早稲田摂陵ラグビーとは?

(吉田)笑顔が絶えない場所!!

(庄村)一生残るもの!!

 

最後に応援してくれる人に

(庄村)まだまだ変わっていく早稲田摂陵ラグビーを見てください

(吉田)かっこいいプレーは出来ないけど、泥臭いプレーで今まで支えてくれた人に恩を返したい