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コーチ部屋

前途多難

投稿日時:2013/11/12(火) 22:43

新チームは始動しています。しかし、本当の意味での始動はしていません。
リーダーは決まっていません。決めていません。
噂は飛び交っていますが、決定されたことは一つもありません。
指導もしていません。
その理由を理解している者は今日のウエイトルームを覗いた限り、いなかった。

継承、継続。

『継』
つぐ。うけつぐ。続く。続ける。

新チームには上記の言葉を理解したものはいない。
そして、それを責任を持って体現する者はいない。
なぜ、こうなるのだろうか。なぜ、こんなにも無責任なのか。
アンケートにはこう書いた。
自ら書いたことには責任を持ってくださいと。
あのアンケートの本質を理解できている者は一人もいなかったことになった。
津志田組から学んだこと、そして未来の新チームが改善し取り組むべきことをそれぞれの人間が考え、書き記した。
そこには、純粋に勝ちたいという気持ちが充満しているのが見えた。それまでは良かった。
だが、その気持ちと具体的な方策が書かれていても、行動する者はいなかった。

簡単ではないか。必要なことはたった一つ。

おれがやってやる。

それがない君らは甘い。弱い。他人任せの姿勢は一番嫌いだ。
リーダーというポジションがなければ引っ張らないのか?
それではいけないと津志田組で学んだはずだ。全員が引っ張っていくことが大切だと。

本当の意味での敗戦と継承を理解していない君たちは先輩たちを越えることはできない。
監督やコーチ、スタッフがいなければできないようなチームを改善してくれ。
指示待ちの人間はいつまでも成長しない。いつも言われてからやっているんですよ。
このままでは到底、津志田組を越えることはできません。

昨年のチームで任命されていた2年生リーダーたち。
正直、失望した。その言葉だけで十分だろう。つまり、君たちは津志田組ではリーダーらしいことを何もしていなかったことを示した。
君たちはその代償を津志田組の敗戦ということで払った。とても高い授業料だ。
この1週間、君たちを見させてもらった。継承したことは一つもなかった。行動に現れなかった。
体重測定は?挨拶運動は?ウエイトの管理は?グランドでの練習は?
それが君たちの結果です。挽回してほしい。
新しいリーダーが決まっていない以上、君たちがまだすべきことではないか?


一つ記しておく。
高校3年生は一度きりだ。3年生の想いを背負うことが2年生、1年生には求められる。
3年間あるという考えは嫌いだ。
一年一年が勝負だから。
毎年3年生がいるのに、全力を尽くさないスタッフがいたら君たちは納得できますか?



残された時間は355日しかない。