コーチ部屋
自分たちにベクトルを向けているか
投稿日時:2013/10/18(金) 20:41
いま、全部員に言えることは
『自分たちにベクトルを向けているか』
ということ。
すべてのミスや出来事を人のせいにしていないか。何かができないことは自分の努力不足なんです。もちろんすべての人に強みと弱みがある。だが、強みを伸ばし、弱みを克服していく努力をしているか。
自分たちに『ベクトル』を向けられるようになれば、必ずチームは強くなる。
人としても。
自分にベクトルを向けるということは、責任と自覚を持つということだから。
早稲田大学でも1プレーで優勝を逃した代がある。早稲田大学対関東学院の決勝戦。
その当時、テレビで見ていてあの反則さえなければ早稲田は優勝していたのにと思っていた。しかし、この話を聞いてラグビーの考え方が変わった。
以下は清宮監督が話した内容である。
1年目の決勝で、凄く悔しいプレーがありました。それは相手が反則なんだけど、反則をさせてしまったことで早稲田がトライチャンスを逃してしまった。自分たちはその予防をす るためにずっと練習をしてきたはずだったのに、一番大事な場面でできなかった。俺たちは一体何をしてきたんだ、あのシーンでやらなければいけない責任プレーを果たせなかったということを肝に銘じようぜと。それが徹底的にとか突き詰めるとか究極という部分になってくるのです。そこでアルティメットという言葉が生まれました。
今の君たちは11月3日に最高の準備をしていますか?
チームとして徹底していますか?究極的な何かを手に入れていますか?
徹底はチームに計り知れない強さを生み出すもの。
自分たちにベクトルを向けることが今、必要なことではないだろうか?
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